猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

よろこびと嫌悪

両立はしないだろうが 同時に湧き上がることはあるわけで 人心の混迷にわれながら戸惑いを隠せず 成立もしないだろうが 彼方此方から向けられることはあるわけで 人心の混迷にわれながら戸惑いを隠せず 倒立でもしてみれば そのまま散歩でもしよう いつもの…

そろえあぐねたあなたの夏服

邪魔するのは幸せな光景 安堵するのは不器用な心 もてあますのは輝きの空 そろえあぐねたあなたの夏服 ポツリポツリと降る雨に 声かけあぐねたあなたの背中 ランキング参加中詩

デトックス

気をつけてはいるのだが、季節ごとにお腹の不調に見舞われる。 体が冷えたり、食べる量を少し増やしたりするともういけないので、朝食は相変わらず軽めだ。 先日も、そんな不調がやってきたが数時間でスッキリと治った。 黙っていてもデトックス(?)が出来…

雨 だけでなく 雪 だけでもなく とめどない 奥底の闇にもやさしく 傘をさそう ランキング参加中詩

のっぽの紫陽花

ずっと前に空き家になったその場所で、背の高い紫陽花が盛りである。 とうもろこしのような形状のものや、大きな鞠に似たものまで。 「背の高い」、つまりは剪定する人がいなくなってしまったからであろう。 門もドアも固く閉ざされ、ただただ植物のみがザワ…

ワーク

自己流のワークをやっている。 そんなに大仰なものではなく、好きなこと・嫌いなこと・得意なこと・苦手なことを、ノートに書き出していくのである。 形式はなんでもよく、淡々と正直に書くだけでいい。 参考にしたワークをかなり簡略化しているのだが、項目…

ことはじめ

挨拶と入浴は、どこか似ている。 どうかすると少し気合いというか 思い切りが要って、 終われば晴れやかで。 毎度のことなのに、 なんでだか忘れがちなのだ。 済んだ心地よさを。 続ければもっともっと、となるのに。 よくよく知っているはずなのに。 どうか…

ぐ ち

あなたのために祈ること いつかの時間に置いてきた わたしのために祈ること あしたのもっとその先の あなたのためを思うこと いつかの時間に忘れてきたの わたしのためを思うこと あしたのもっとその向こう あなたとふたりで笑えたら あなたとふたりで祈れた…

蓋をかぶせる蓋をはずす 形を変える形を変える 見ていた知っていた 見なかった知らなかった 見つけていい気になって 気づいてあああと膝をつく あたしはそんなもので できている ランキング参加中詩

おまじない

使うことがないものは 手放せばいい でも 迷う迷う迷う 保存が必要な書類やら 頻度は低くとも定期的に使うものやらは ともかく 「あっちの世までは持っていけないから」 自分にも人にもにっこり笑って そう声をかける 小さく開けたり ちょっと軽くなったりす…

すっ飛ぶ

アイディンティティが軽くすっ飛ぶ出来事があった。感情の置きどころがまだ見つからない。 どう言葉にしていいのかもわからないのだが、一人で受け止めたり何らかの作業だの手続きだのが必要になるといった案件ではないのが救いだった。 なので、悩みという…

やりすぎ注意

昔、占いに人生を捧げているような知り合いがいた。 月初め・年初めには著名な星占い師の著書を買い求め、血液型うらないを頑なに信じこみ、新聞の占い欄にくまなく目を通し、手相占いにも足しげく通う。 どうせ、悪い運は星のせい。 だって、〇〇座だから。…

サーキュレーター

サーキュレーターを使っている。 室内干しの洗濯物に使う目的だったのだが扇風機としても使え、熱帯夜に穏やかな風を感じながら眠ることができる。 室温が28度以上になり湿度が70パーセントをこえて…となると、エアコンの出番。 だが、幸いなことに早朝の冷…

這入口の

這入口の 狭まるほどに底深く 行けども行けども 安らぎを得ず ランキング参加中詩

たいへんよくできました

悲しみを読み解く方法 悩みを生む術(すべ) 憎しみの隠し方 愛に鈍感になる技術 嫉妬の削ぎ落とし方と 跳ね返し方 ランキング参加中詩

連打

気忙しく壁をたたいているのは 誰だろう 覚めきらない体の奥でぼんやり考える ややあって 遅れるよ!!! 早くしなさーい!!! よく通る声がする 起こすことも起こされることも とっくに卒業したものだから 金切り声さえ微笑ましい 眩しい日差しに焼かれる…

揃え

最近嬉しいことがあった。 待ち望んでいた「右揃え・左揃え・中央揃え」の機能が、はてなブログでも標準装備になったのだ。 作品を右に寄せたり中央に揃えたりしたい場合、これまでは、HTML編集に切り替えて手作業で命令を出して(?)いたのだが、編集(見…

悲しみを叫び愛を知る

遅すぎはしない 早すぎるということもない 止まったり止まれなかったり 過ぎ去ったり手を伸ばし続けたり 早すぎはしない 遅すぎるということもない あきらめを知り希望を知る 悲しみを叫び愛を知る ランキング参加中詩

いっそのこと…

時の記念日が行き ほんの少し安堵する 決して無駄にしてはいないのに 責められているように思えてならない ではいっそ 記念ではなく祈念の日ということにしておけば 誰かに諭されそれもそうかと でもいっそ 朝寝坊の言い訳もできない日なら いっそのこと… ラ…

号笛

ランキング参加中詩

贈り物

この季節、決まって注文するジュースがある。 最初のうちは自宅用に時々取り寄せていたのだが、ある方への贈答品として利用したところ、とても喜ばれた。 以来、その方には「この企業のこれ」と決めているので、楽といえば楽である。 今年も無事に手配が完了…

食い荒らされた心の穴

食い荒らされた心の穴を モノで埋(うず)め始めた 初めは砂粒のようなピアス きみは「化粧を変えたの?耳元がキレイ」と 笑ってくれて 穴はすぐに塞がった 次に小さいけれど ほんとのダイヤのペンダント ハイヒールを履いた日にすまし顔でつけてみた きみは…

褪せる言霊

ぼやける思い出と 褪せる言霊を天秤にかける人よ せめてあなたの前で少し 笑っていられますよう 美しく刻まれますよう 少し また少し遠のいたとしても あなたの涙をもらさず 受け止められますよう ランキング参加中詩

偽善者

夢の中でなら 妬みも嫌味も自由自在だ 夢の中でなら 隣にいるのが誰だろうと自由自在だ 夢の中でなら 憎悪も悲哀も好き放題だ だからあたしは 今夜もよく眠れない ランキング参加中詩

携帯ラジオ

チューニングも聴こえる声も がさついて クリームに沈めてみればと 浮かんでは消える 雨の色何色 花の色何色 奏(かなで)は移ろうばかり 恋でもすればよかろうと 鳥がはしゃぎ 風はまだ強く吹いた ランキング参加中詩

ほどく

少し戻る いや 戻ったつもりになって もつれかけた言葉をほどくのだ 急がず慌てず 時に弾んだ気持ちで 時に穏やかな心持ちで 少し戻る いや 戻ったつもりになって もつれかけた感情をほどくのだ ランキング参加中詩

無頓着と無自覚

あなたはお金持ちでおしゃれです 最近知り合ったばかりの人に そんなことを言われる 「失礼を承知で」という枕詞付きで この際 お金持ちの定義やおしゃれの定義は ちょっと置いとくとして なんともなんとも 明るくはない心持ちになりかけたのも 嘘ではなくて…

ログインできなくなった話

以前、どこかで「ネットバンクにログインできなくなった話」を書いた。 それ以来、そんなに困った出来事には出くわさなかったのだが、5月の終わり頃「まめわざ」(無料のカレンダーアプリ)にログインできなくなった。 正確には、ふたつ使っているカレンダ…

いつか幸せを食べたなら

いつか名前を呼べたなら わたしの舌は幸せを知るでしょうか いつか幸せを食べたなら わたしのお腹は満たされるでしょうか いつか心が空腹になったなら わたしは愛を知るでしょうか ランキング参加中詩

梅雨入り

ランキング参加中詩