猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

ことはじめ

挨拶と入浴は、どこか似ている。

どうかすると少し気合いというか

思い切りが要って、

終われば晴れやかで。

 

毎度のことなのに、

なんでだか忘れがちなのだ。

済んだ心地よさを。

 

続ければもっともっと、となるのに。

よくよく知っているはずなのに。

 

どうかすると少し気合いというか

思い切りが要って、

やってみると晴れやかで。

 

出かけること。

誰かとの会話。

初めての用事、お使い。

 

慣れればどうということないって。

慣れすぎると失敗するんだって。

 

ともかく。

誰かと比べ過ぎないことだけは、

確からしい。