猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

連打

気忙しく壁をたたいているのは

誰だろう

覚めきらない体の奥でぼんやり考える

ややあって

 

遅れるよ!!!

早くしなさーい!!!

 

よく通る声がする

 

起こすことも起こされることも

とっくに卒業したものだから

金切り声さえ微笑ましい

 

眩しい日差しに焼かれる前に

さてもうひと寝入り

 

水筒持った?タオルは?

はい行ってらっしゃい