「ふんっ!!!!!」
腰や膝を傷めないよう、食洗機を慎重に抱えてシンク横に設置する。もちろん、キッチンまでは台車が必須だ。
シールを剥がし、テープを剥がし、取説を広げて部品やホースを確認していく。まずは試運転。電源ONの状態で、規定量の水を注ぐ。排水ホースの先は、流し台の排水口に引っ掛けるようにして突っ込めば、「ホースが暴れて辺りが水浸し」という事故も防げる。
翌日から、本格的に使い始めた。
予洗いした食器や調理器具、時には鍋なんぞを食洗機内のカゴに並べ、専用の洗剤を指定の場所にワンプッシュ(タブレットタイプの洗剤も使える)。
あとは、好みのモードにセットし、「ピピピ!」と聞こえるまで水を注ぎ、スタートボタンを押せばいい。機種によって、このあたりの手順は違ってくるだろうが…
食器を実際に洗う場合、果たしてどのぐらいの音が発生するのか…と気がかりだったが、音楽やラジオを楽しめないほどではない。会話を邪魔するレベルでもない。
想像よりずっと静かだ。タイマーも備わっているので、留守中に稼働させることもできる。
食器の並べ方などによって完全に乾いてないこともあるが、それは食器を片付ける時に布巾でサッとふくか、ザルにでも伏せておけばいい。特に困るようなこともなかった。
停電すれば使えないのは当然なのだが、それはそれとして、家事の面倒ごとが一気に軽減したのは本当によかった。
この頃では、気になる電化製品をレンタルすることも出来るので、購入前の「試し使い」などもおすすめ。