猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

破り捨てた春の1日

破り捨てた春の1日を

いつかあなたが拾うのでしょう

甘い言霊冷たい態度

猫が足跡つけて去る

 

殺戮を破壊をやめてくれと

流れる文字の川を好き勝手にに読み散らかし

結局やっぱり遠くの出来事だと

わたしたちは愚かにも納得してしまうのです

 

悲しいことを怒りの矛先を

どこか不躾に放り投げる

それだけで

わたしたちは愚かにも満足してしまうのです

 

いいえ

愚か者でも構わない

不躾でも構わない

戦争にあらがいます

戦争に反対します

 

不器用に呟き続けます

 

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