使い捨てカイロ。
確か、3〜4年ぐらい前から買っていない。
USBで充電し、スイッチを入れれば数秒で温かくなるカイロを使っているのである。
バッテリー代わりにもなるので、寒い時期の外出には重宝する。
機内に持ち込んだこともあるのだが、特に咎められるようなことはなかった。
色違いで2台購入したのは、「禍」という言葉に四六時中向き合う日常よりずっと前だ。
幸せで夢見がちだった「渦中」よりは、少し後だったけれども。
家の中が、外より冷えて感じる春の初め。
小さなカイロのオンとオフを繰り返しながら、PCに向かっている。