朝をひとりじめしたのは
何日ぶりだろう
かっと照りつける陽射しを縫って
さっと通り抜ける秋の風は
ほう、と肩と背中を
いつもよりやわらげてくれる
絡みつく仮想現実から離れたのは
何日ぶりだろう
時間さえこぼれてしまう場所から
逃亡して
誰でもない僕になった
きみと向き合ったのは
いつが最後だったろう
気持ちを隠すことに飽きたのは
いつが最初だったろう
後悔は
いつ生まれたのだろう
朝をひとりじめしたのは
何日ぶりだろう
かっと照りつける陽射しを縫って
さっと通り抜ける秋の風は
ほう、と肩と背中を
いつもよりやわらげてくれる
絡みつく仮想現実から離れたのは
何日ぶりだろう
時間さえこぼれてしまう場所から
逃亡して
誰でもない僕になった
きみと向き合ったのは
いつが最後だったろう
気持ちを隠すことに飽きたのは
いつが最初だったろう
後悔は
いつ生まれたのだろう