猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

やさしさと

思い上がりと

ジコマンを

行ったり来たりする

とろとろの感情に囚われそうで

苦い笑いがこみ上げた

 

飾りっ気も

混じりっ気も

どこかに消えて

茶目っ気に見えるなら

それでもいい

 

好きというだけで

こんなに愚かでこんなにずる賢くなれるなら

これ以上何もいらない

 

やさしさも

思い上がりも

ジコマンも

行ったり来たりする

とろとろの感情が目元から溢れそうで

苦い笑いがこみ上げた