きみがぼくの膝や肩にのりたがるのは
ちょっと高い目線になりたいから
決して
大好きでたまらないからじゃなく
決して
可愛がられたいからじゃなく
温くてちょっと高い場所にいたいから
ぼくが手を伸ばせば触れるところにいるのに
きみはいつも遠くを見てる
ぼくの気持ちに寄り添っているようで
きみは自分のことだけを考えてる
きみがぼくの膝や肩にのりたがるのは
もっと高い目線になりたいから
決して
甘えたいからじゃなく
決して
愛撫されたいからじゃなく
もっと居心地のいい場所にいたいから