雪どけ水のしなやかさと強さを
いつも忘れずにいたいと笑った
どこか冗談めかして
半分ぐらい本気で
白昼夢の枕詞にもなりはしない
そんな歌をどこかで誰かが歌ってた
春を待つでもなく
冬にとどまるでもなく
どこか窮屈そうで
絵空事の代名詞にもなりはしない
そんな歌をどこかで誰かが歌ってた
その歌をくれた人を
壊れかけた星の上でずっと
待ち続けたり
探し回ったり
打ち消したり
春を待つでもなく
冬にとどまるでもなく
どこか窮屈そうで
絵空事の代名詞にもなりはしない
そんな歌をどこかで誰かが歌ってた