猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

床に散らばるあなたの器

床に散らばるあなたの器を

ほうきとちりとりで集めながら

やっぱり中身は空っぽなのねと

イタズラゴコロが目を覚ます

 

二度と元には戻らぬように

カケラをひとつ隠しておこうか

それとも

少しはマシになるように

感情の壺とやらを美しく磨いておこうか

 

あなたがあたしを壊したように

あなたをあたしが壊したのだから

やっぱり捨ててしまおうか

 

 

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マレーナさんによるイラストACからのイラスト