2019-08-11 床に散らばるあなたの器 童話詩 床に散らばるあなたの器を ほうきとちりとりで集めながら やっぱり中身は空っぽなのねと イタズラゴコロが目を覚ます 二度と元には戻らぬように カケラをひとつ隠しておこうか それとも 少しはマシになるように 感情の壺とやらを美しく磨いておこうか あなたがあたしを壊したように あなたをあたしが壊したのだから やっぱり捨ててしまおうか マレーナさんによるイラストACからのイラスト