すれ違うたび
どちらかが傷つくのなら
すり抜けるほうがよほど楽だ
顔もあげずに言い捨てた人を
もう何年も許せなかった
急にそのことを思い出して
忘れる器用さが備わったことに
苦笑いのち感謝する
甘いお菓子のような日も
しょっぱくて泣きたい日も
こうしていつかは愛になる
すれ違うたび
どちらかが傷つくのなら
すり抜けるほうがよほど楽だ
今だったら
「そうだね、」と言えるのに
すれ違うたび
どちらかが傷つくのなら
すり抜けるほうがよほど楽だ
顔もあげずに言い捨てた人を
もう何年も許せなかった
急にそのことを思い出して
忘れる器用さが備わったことに
苦笑いのち感謝する
甘いお菓子のような日も
しょっぱくて泣きたい日も
こうしていつかは愛になる
すれ違うたび
どちらかが傷つくのなら
すり抜けるほうがよほど楽だ
今だったら
「そうだね、」と言えるのに