猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

罪の感覚

行きすぎた罪悪感が

かしこまりすぎた自分を責める

あたしは深く息をして

空と向かい合っていた

 

それを緩めてあげること

思い出す日はこんなに減って

夜な夜な涙する理由は

ほかにもあるのだ

 

空は悲しみとも喜びとも

無縁で

落ちかからぬ限りは

今も我らを包む

 

賢者に諭されてもなお

行きすぎた罪悪感が

かしこまりすぎた自分を責める

あたしは深く息をして

空と向かい合っていた

 

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