猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

詩人屋さんの日常-10

すっく!と立って、人のように生きる命を選んでから、出会いと別れが絶えない。

いつ果てるやら、自分の歳もさだかではないので当然といえば当然だ。

 

多くの心ない言霊を浴び、少しだけ愛を浴びた。

全てが必要である、特に「詩人屋」でいるからには。

栄養にもなり、澱にもなる。

朽ちるものも残るものもある。

 

 

もしかしたら、我らより短い命を渡り歩く人らも、そうなのだろうか。

 

 

そんなことをつらつら考えながら、あたしは本当の猫のように「ううううう〜にゃぁ」と気持ちよく伸びをした。

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