濡れた木々の
香りを浴びれば
ようやく心が息をつく
春は短く夏長く
秋また短く冬長く
繰り返されて
押し流されて
ただ身体のみ運ばれる
濡れた木々の
香りを浴びれば
ようやく魂が息をつく
そうして身体に追いつくのである
濡れた木々の
香りを浴びれば
ようやく心が息をつく
春は短く夏長く
秋また短く冬長く
繰り返されて
押し流されて
ただ身体のみ運ばれる
濡れた木々の
香りを浴びれば
ようやく魂が息をつく
そうして身体に追いつくのである