落雷が原因で停電に見舞われた。
以前にも書いたかもしれない。
その日、パートナーと車で遠出して、帰りがけに遠くの山の方角に雷が落ちるのを見た。帰宅すると、電気が止まっている。
懐中電灯は数本あったので、困ることはなかった。多分、風呂のタイマーもセットして出かけたのか、入浴も問題なくできたように記憶している。
ガスはきていたから、少し暗くなったキッチンで何か炒め物をこしらえた。
飲み物も少し用意していたのだろう。食卓はそこそこ賑やかだった。
幸い停電は数時間で終わり、ホッとした。
電気が止まると水もストップする。
そんな住宅事情もあり、天候が荒れてくると湯船の水量をいつもよりたっぷり目にするという習慣ができた。
ポータブル電源を購入したのは、もっと後になってからだ。
最初は小さめのもの。
次に選んだのは、扇風機や電気ストーブが動かせるパワーがあるもの。
これも、台風が殊更多かった年に購入した。熊本地震の前だったか後だったか…ともかく、停電に見舞われることはなかったが、やはりあるとないとでは安心感がまるで違ってくる。
時折セールをやっているし、何かのポイントが貯まったタイミングで購入を考えるのも良いのではないだろうか。
水の備蓄は実家でも常におこなっていて、筆者にも自然に受け継がれた。
ただ、手首の骨折以来、物を落とすのが結構うまくなった(涙)ため、500〜600mlのペットボトルをネットで箱買いしたり、買い物時に1本購入したりしている。
食料は、ローリングストックを中心に、数年保存できるもの・冷凍できるものなど。火を通さず(あるいは簡易熱源付き)食べられるものが少しばかり。
乾燥野菜、中でも切り干し大根は優秀だ。
ドライフルーツは、好みで。同じ果実でも、メーカーによってさまざま。
冷却シート・汗拭きシートなども揃えている。簡易トイレも。
もしもの時の小銭も普段使いのものとは分けて。
常備薬。
我が家では風邪薬やお腹の薬を服(の)む習慣がないため、酔い止めと解熱剤ぐらいしかない。あとは、手荒れ予防に使っている物をサイズ違いで年に一度購入する。
化粧品などあげればキリがないが、おしまいによく言われていることをこちらでも。
自宅避難を想定し、1日過ごしてみるのもおすすめ。
避難経路を散歩道にしてみると、いろいろなことに気づくかもしれない。
ふだんごとの中にもヒントは転がっている。