猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

未来は途方がないのに過去に頼りすぎる

未来は途方がないのに

過去に頼りすぎるきらいがある

その癖をなんとかしたくて

生きているのかもしれない

などと思う

 

死を闇と見るか光と見るかは

それぞれであろうが

いずれは行き着くのであれば

無理にこじ開けなくてもという感じもあり

それでも生き急ぐ道すがら

足がもつれそうになるのだ

 

未来は途方がないのに

過去に頼りすぎるきらいがある

いないとわかっている遠き明日に

知り得ないとわかっているその先に

触れたくて

生きているのかもしれない

などと思う

 

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