猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

休日

「誰かと約束を入れて遊び倒す!えーと前後1日は余裕を持って予定を入れない、んでもって天気予報を確かめて服買ってバッグ買って交通調べてプレゼント用意して」。

 

出かける前からくたびれてしまいそうだ(汗)。

楽しみたいのか、疲労困憊になりたいのか、よくわからない。とにかく何もかもをかっちり準備したい。だから、あらゆる面で融通がきかない。

 

仕事もそうだ。

相手は血の通った人であり、私と会う瞬間まで違う時と空間を営んでいる。

前回の時と同じ気分、同じ体調とは限らない。

昨日、誰かと言い争ったかもしれない。

昨日、一睡もできなかったかもしれない。

昨日、私と会うことが重荷に…いや、それはないか。ともかく、考えすぎ気を回しすぎてしまうのだ。

 

臨機応変に、その時その時を大事にするだけでいいんだよ。

 

男友達は確かに軽々とそれをやってのけている。

ずるいな、と思う。けれど、空気を壊したくなくて訊かれるまでは黙っている。

 

あなたみたいになりたいのよ、って言ってみたい。

堂々としていたい、って叫んでみたい。

 

男友達は、また考えすぎてるでしょう?と面白そうに私を見つめる。

知らないよ!ちょっとだけ言霊が尖った。

古い付き合いだから、そんなことでは喧嘩にもならない。

 

相手は、そう?とだけ呟いて、晴れてよかったなぁ、とのんびり付け加えた。