猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

客人-2

雨のたびに

透明な色した孤独が

僕の隣に訪れます

 

もう行ってしまったとばかり

思っていたのですが

そしらぬ顔で

気づけば隣に座っています

 

外は雨

誰も通らない静かな朝

透明な色した孤独が

僕の隣に訪れます

 

もう行ってしまったとばかり

思っていたのですが

やさしい笑顔で

黙って隣に座っています

 

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