猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

くるくるくるくる

くるくるくるくる

二人は回る

くるくるくるくる

いつまでも

 

食べたかったのは

あなたの心だったのか

あなたの影だったのか

あなたの体温だったのか

 

全てだったのか

 

食べられたかったのは

あたしの体だったのか

あたしの光だったのか

あたしの冷ややかな視線だったのか

 

全てだったのか

 

素敵でちょっと悪いこと

いつだって複雑に絡まって

ふたりを縛り続ける

 

くるくるくるくる

二人は回る

くるくるくるくる

いつまでも

 

 

f:id:Sala-Y:20190703115356j:plain