猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

凍え続ける夜

月が満ちても

月が欠けても

ああ夜はなんて長いのかと

嘆くばかりだ

 

祈りの果てを求めれば

指先はすでに冷たく

願いの先を見据えれば

誰かがくすりと笑った

 

月が満ちても

月が欠けても

ああ夜はなんて長いのかと

嘆くばかりだ

 

1秒は果てしなく

僕は凍え続けてる

 

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