猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

寒中見舞い

ひと昔

いや

ふた昔前であれば

 

「喪中のときに」

「(遅めの)年賀状への(遅めの)返事」

「年賀状を送っていない相手から届いた際の返事」

 

そんな意味合いであったろう

ここ最近の傾向として

 

「喪中ではないが、

 季節の挨拶状として寒中見舞いを書く習慣がある」

 

または

 

「喪中だが、

 相手に気を遣わせたり

 プライベートを詮索されたくないので、

 喪中かどうかにかかわらず寒中見舞いを書く」

 

さらに

 

「自分は“年賀状じまい”をしたが、

 年賀状を送ってくれる人に対しての返事を

 全て寒中見舞いにする」

 

そんなことになっているらしい

なるほどなるほど

書かないと決めてしまう向きもあるだろうし

書かないのは寂しいが年末年始は多忙だし

愛らしいデザインの私製ハガキもよりどりな時代

寒中見舞いを生活にとり入れるのは

理にかなっている

 

すでに

実家でも個人的にも

“ほぼ”年賀状じまいをして久しい

来年からは寒中見舞いに切り替えてしまおう

そんなことを思った初春である

 

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