猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

甘美

孤独は甘美である

きみに会いたい気持ちと

好きなだけ寄り添えるから

 

愛情は甘美である

きみに惜しみなく注いで

何も求めなくていいのだから

 

ゼロにならない後悔も

たまり続ける潰えた夢も

とりだして眺め回せば

どうだ悪くはないじゃないか

 

それなりに甘美である

人生ってのは

 

 

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