猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

いつか拾い上げる日まで

耳から沁み込む事象の全てが

私を形成しています

そう思えば

この衝動も薄らぐことでしょう

 

ですから

心を小さく畳んで

サコッシュに入れるのです

 

誰にも気づかれぬよう

誰も傷つけぬよう

 

見捨てた自分を

いつか拾い上げる日まで