猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

冬ごしらえ-1

以前どこかで書いたが、晩秋から冬にかけてドライフルーツを食べる機会が増える。

フルーツケーキに焼き込んだり、ヨーグルトや紅茶に漬け込んだり。

そんなふうに、まめまめしくしていた時代もあったのだが、ヨーグルトや紅茶がなんとなく体に馴染まない。それで、フルーツだけになったというわけだ。

冷蔵庫や冷凍庫を開くたびに、栗鼠になったような心境になる(ナッツの買い置きはしていない)。

 

週に1〜2回訪れる場所があり、どうしてもその曜日だけは食事が不規則になる。

雑穀おむすびを用意したり、それも難しい時はドライフルーツを齧る。

持ち歩くことはあまりしないが、もしもの時のために大袋を少し。心の安定のもと、でもあり、体の元気のもと、でもある。

 

さて、冬ごしらえは衣類の心配から始まる。

とは言え、この頃ようやく「長く使える定番の良いもの」に手が届くようになったので、傷んでいれば同じものを買い直すぐらいだ。

廃番になったと思っていたコート、肌にやさしい素材のパジャマ。定番のお気に入りがあるのは嬉しいことだ。

 

なぜか夏日続きの月初め。

それでもいずれ雪には見舞われるであろうから、我が家の冬ごしらえは続くのである。