猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

春を懐かしむのは罪

2度と手の届かない

今年の春を懐かしむのは罪だと

ぼやいてる

 

今を生きる覚悟も

昨日への感謝も

どこか尖りすぎて手渡すのは一苦労だ

遺せるだけ幸せだとしても

残されるものの哀しみをなんとしよう

 

2度と手の届かない

今年の春を懐かしむのは罪だと

ぼやいてる

 

そう言い聞かせている

自分の命に