猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

墓標

べとついた感情を

目の荒い単語でぬぐい続けた紡ぎびと

ここに横たわる

その者も気づかぬほど遠いあした

目をさますときまで

 

※画像(RF素材)は奈良の古墳(文面とは無関係です)

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