ひとりと孤独が
結びつかないことを
父も母も
ありえないから!!!
顔をトマトみたいに染めて
全否定してましたっけ
人と違うことをよしとしない風潮は
今より強かった頃だし
人の群れからはみ出しがちな娘を
一方では心配していたのでしょうけども
いわゆる反抗期は
“ふつうのこ”より早くきて長引いた
もっとも
“ふつうのこ”は幻想で
誰にだって
“それぞれの思いごとやら悩みごとやら”が
ずっしりたっぷりのしかかる
そんな時間があるのだと
理解できるようになり久しいけれども
ありえないから!!!
たまに夢の中で誰かが叫んでるのを
いいかげん大人になった今も
聞かないわけじゃないんですよ
困ったものだ