2023-05-12 西日 ふたり 詩 西日に侵食され始めて 悲しいような夢見るような 心持ちになる 夏はめぐるはずなのに あなたに会える苦痛が消えない 春は去るはずなのに あなたと過ごした空白がうまらない 西日に侵食され始めて さびしいような覗き込むような 心持ちになる 時が滴り落ちるから 命が疼き続けるのだ ランキング参加中詩