猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

Just a Sad Xmas

くだらなそうに

僕の口笛が風に運ばれ

クリスマスソングをかき消していく

 

耳に残るは

母さんの金切声と

父さんの怒鳴り声

 

クリスマスなんて

 

ため息つくのが

上手くなるこども時代を

不器用に駆け抜け

大人になる不自由さを

愛し生きる

 

くだらなそうに

僕の口笛が街に運ばれ

クリスマスソングにとけこんでいく