猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

冬のラジオ

男とも女とも判然とせず

ただ低く唸っている

笑いも悲しみも

奏の合間合間に

こぼれては夢に馴染む

 

リズミカルで不規則な

風のように時を運んでは

夜を満たす