猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

休息

PCとタブレットとスマホをオフって

TVとラジオに布をかぶせた

目と耳を(もしかしたら舌も)休息させるのである

 

小さなポーチには

小さな水筒と飴玉数個

迷っても

タクシーで帰ってこれるぐらいの

用意をして

寒くなりかけた道をひとりいく

 

なんにも考えない

なんにも好きにならない

なんにも嫌いにならない

…のは難しいけど

そこはそんなに気にしない

 

犬の散歩のように機嫌よく

猫の散歩のように用心深く

てくてくと街をいく

 

小さなポーチには

小さな水筒と飴玉数個

迷っても

タクシーで帰ってこれるぐらいの

用意をして

寒くなりかけた道をひとりいく