猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

しに急いではない

しに急いではない

しに憧れもない

しにたがったことを忘れて

ふしぎと生きている

 

つめたい場所と

つめたいからだ

なく人たち

 

自分の記憶のようで

誰かの問わず語りにも似て

しは初めてではない確信もあるにはあるが

なんと早すぎる

そんな知らせもたくさん届いた

 

しに急いではない

しに憧れもない

しにたがったことを忘れて

いまも生きている