猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

似ても妬いても

乾ききったささくれのように

身勝手な未来を描いては

それが自分だけじゃないことに

安心してた

 

ひび割れた明け空のように

身勝手な過去をかき混ぜては

それが自分だけじゃないことに

甘えてた

 

似ても妬いても

ふたりでいたのは

やっぱり好きだったんだね

 

ねえ久しぶりに

妬いてもいいかな