猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

夜に嫌われて

嫌われてしまったのです

夜に


とけあうこともまどろむことも

愛することも忘れたのは

きっとそういうことなのです


嫌われてしまったのです

夜に


さびしさも妬みも

抱いているのが苦しくて

忘れるかわりに星空にあずけた


だから

嫌われてしまったのです

夜に