後悔しないと決めたのは
大人になる少し前のこと
大嫌いな自分と向き合うことを
覚えた頃のこと
不完全さを否定せず
全きを求め続ける方法を
模索していた頃のこと
まだ
体内に蠢く嫉妬の澱を
持て余していた夏の日々
潰れたペットボトルにへばりつく
水滴のように
後悔しないと決めたのは
大人になる少し前のこと
大嫌いな自分と向き合うことを
覚えた頃のこと
不完全さを否定せず
全きを求め続ける方法を
模索していた頃のこと
まだ
体内に蠢く嫉妬の澱を
持て余していた夏の日々
潰れたペットボトルにへばりつく
水滴のように