猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

découpage

それが日常になっています

ずいぶん長いこと


はじめは

小さな無地のシールを1枚

すみっこに貼って満足してました

友だちもほめてくれるし

自分でも鼻高々


少したって

無地より模様入りのほうが

いいような気がして

少し大きなシールを1枚

目立つように貼りつけました

友だちはびっくりしてたけど

自分では大満足


少したって

模様入りのシールにも

大きなシールにも物足りなくなって

切り裂いたり色を塗ったり

ベタベタ重ねて香りを足して


それでも全然足りなくて

来る日も来る日も

ベタベタ重ねて重ねて重ねて


ある日

誰もほめてくれる人がいないのに

気がつきました


それが日常になっています

ずいぶん長いこと

もっともっと

まだまだ全然足りません