猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

きみのこと

温もりの記憶

ふたり通い詰めた本屋

「多分こっち」

あてずっぽうに歩くくせ


まるでトリックアートだった


ココアの苦味

ふたりわらいころげた寄席

「きっと平気」

あてずっぽうに空をよむくせ


ぼくにとってトリックアートだった