猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

誰かにもらったはずのハグを思い出しながら

華やかな話ではないのですが

ちょっとだけ日常が騒がしかった頃

ハグしてくれた人がいたのです


家族だったのか

友人だったのか

それとも

愛情に満ちた言霊で包まれたのを

記憶に上書きしただけなのか


全部入り混じっているようで

だけど


背中に誰かの体温を一瞬よみがえらせたのは

決して

華やかな話ではないのですが

ちょっとだけ日常が騒がしかった頃

ハグしてくれた人がいたのです