猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

命と青

幸せと不幸せを

さきまわりしてしまう

 

喜びにはさびしさを嗅ぎとって

遠回りしてしまう

 

規律も陰口も

鵜呑みにしてしまう

 

愛も運命も

涙に隠れてしまう

 

命は悲しいけれど

命は酷いけれど

深く青くどこまでも愛おしい