猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

着信拒否

きみのために椅子をさがしまわって

きみのための場所をととのえて

頼まれてもいないのに

きみが好きそうなことをほんの少し

さきまわり


きみのためにお店をさがしまわって

きみのためにクタクタになって

頼まれてもいないのに

きみが喜びそうなことをほんの少し

さきまわり


ぼくにはそれがあたりまえで

きみにはそれがストレスで


着信拒否されるまで

正しいと思ってたよ

ぼくのやり方が