猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

私の中のお墓

お墓詣りをしてきました


お別れしたぬいぐるみ

幼馴染のあのこ

切り出せなかったさよならも

差し出しそこねた優しさも


そっとそっと葬って

もっともっと前向いて


きっときっと笑えるから

きっときっと叶うから


私の中のお墓の前で

間抜けなぐらい泣いたって

間抜けなぐらい笑ったって


いいんじゃないかと思うのです