猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

季節

季節と対峙したせいでしょうか

もう誰も好きになれないのです


季節が混ぜ合わされるからでしょうか

もう秋の白さを忘れそうです


季節に溶けていきたいのでしょうか

もう鳥の声がこんなに近くに


季節にあらがいたくなくて

いつまでも

ふわふわ漂うのです