猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

さびれた宇宙の出口で待つから

真っ暗闇の底にしゃがんで

とってつけたような気やすめ聞かせて

あの日の光がおっこちなければ

あの子も大人になれただろうって


醜い星の淵にこしかけ

とってつけたような戯言聞かせて

あの日を消そうとしてるのは

ただの思いあがりだよって


さびれた宇宙の出口で待つから

とってつけたような雨を降らせて

明日がどこかにあるのなら

きっともう一度笑えるでしょう