猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

鏡すら

虚像を持て余す

ありふれた一日の始まり


もしかしたらと

道ばたに奇跡を探す


例えば

ここにいることがそうであっても

気づかないまま


愚かしく

日常にのまれていく