猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

黙り込んだ瞳

透明な言葉の中に

きっと棘は存在を主張して

黙り込んだ重苦しさは

うけとったものにしか

わからない


でも


あけすけな言葉にも

きっと温もりが漂っていて

黙り込んだ瞳の色は

駆け抜けるような恋を

予感させた