猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

泣く星

人の熱が星を裂いて

星の熱が人溶かす

互い違いの大気は薄く

肌にまとわりつくばかり

嗚咽のひと波やり過ごし

なおも熱に浮かされる