猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

絶滅

詩人はいつか必ず

絶滅危惧種と呼ばれる日がくる

すでに全ての人が

“我こそは詩人なのである”

そう名乗り始めた昨今なので

詩人という単語にすら

意味がなくなりそうな勢いだ

 

そうであった

始まったものは終わりを迎えるのだ

だから人らもいつかは