2019-04-12 やる気のなさそな 童話詩 日常光景 ぱらたらぽらたら やる気のなさそな雨つぶが ときおり頬をうちました 心は頑丈ではないと思い知っても こんな日にトテトテ歩くのは 乙なもの ぱらたらぽらたら やる気のなさそな雨つぶが ときおり頬をうちました 春になったかならないか そんな頃にはよくあることで 泣くよりはずっといいさと 空をあおぐのでした ぱらたらぽらたら やる気のなさそな雨つぶが ときおり頬をうちました そんな日もあるさと お天気のかみさまが にいっと笑ったような夜でした