猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

私は愛を

私は愛を持て余す

なんて幸せなことだろう

 

受けとるには

この身も心もたよりなく

使いこなすには

あまりに不器用で

 

私は愛を持て余す

なんと理不尽なことだろう

 

あなたに手渡すには

軽すぎて

色さえ淡いと嘆いてる

 

私は愛を持て余す

なんて幸せなことだろう

 

なんと滑稽なことだろう

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